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ハイランドモルトの蒸溜所①バルブレア、クライヌリッシユ、ダルウィニー

今回からまたひとり勉強会です。銘柄を地区ごとにまとめつつ、個別にたどっていきます。

 

【本日のポイント】ウイスキー検定公式テキスト第2章より

〇スコッチの主な蒸溜所(ハイランド)

1.バルブレア(インバーハウス)
・バルブレアはゲール語で「平地の集落」の意味。1790年、ジョン・ロス創業。現存するハイランドの蒸溜所では3番目の古さ。
・かつてはバランタインの重要な原酒の一つで入手困難だったが、インバーハウス社がオーナーになってからは比較的身近に。仕込み水はピート色の強い軟水。
・映画『天使の分け前』の舞台となったことで一躍有名に。

2.クライヌリッシユ(ディアジオ
・クライヌリッシユはゲール語で「金色の湿地」の意。1819年、サザーランド公爵が余剰大麦と密造酒対策のため設立。
・現在クライヌリッシユとして出回っているのは1967年建設の新蒸溜所のもの。旧蒸溜所はブローラと改名されたが、1983年に生産を停止した。
・年間生産能力は約480万ℓで、その95%がブレンド用。ジョニーウォーカーなどの原酒になっている。

3.ダルウィニーディアジオ
・ダルウィニーゲール語で「集結場」の意。ローランドに家畜を売りに行く際、この地に集ったことが由来とか。
・1897年創業当時はストラススペイという名だったが、1905年にアメリカの会社が買収し、改名された。現在はディアジオ社の所有で、ブラック&ホワイト、ロイヤルハウスホールドなどのモルト原酒になっている。年間生産能力は約220万ℓで、うちシングルモルトになるのは5%に満たない。
・仕込み水のアルタナスルイー川の水はグランピアン山脈の雪解け水で、この軟水がダルウィニーの穏やかな味を生む。蒸溜所は気象感想の測候所にもなっている。

 

次回はハイランドモルトの2回目です。銘柄、しばらく延々と続きます。