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潮の香りのするスコッチといえばアイラ系。ピーティといえばアイラ系。このクセこそが長年魅了され続ける所以でしょう

今回は、愛飲家でも好き嫌い分かれるウイスキーを生んでいる地を見てみます。好き嫌いが分かれるとはいっても「スコッチといえばアイラ」という人、たくさんいますよね。ワイン好きがロマネ・コンティのブドウ畑にひれ伏すように、スコッチ好きにはたまらない土地でしょう。

 

【本日のポイント】第2章より

〇スコッチの生産地区分

3.アイラ

スコットランドの西岸に連なるヘブリディーズ諸島の最南端アイラ島で製造されるウイスキーをアイラモルトという。アイラ島の面積は634㎢。日本の淡路島(約592㎢)より一回りほど大きな島だが、人口は3,400人と少ない。ウイスキーの生産が島の重要産業になっている。

アイラ島ヘブリディーズ諸島の中では比較的気温が温暖なため、大麦の生育に向いていた。また、島の4分の1ほどが厚いピート層に覆われ、良質な水に恵まれていることからウイスキー造りが盛んになった。スコットランドで最初にウイスキー造りが伝わった土地ともいわれ(14世紀)、手つかずの自然が今なお残っている。

・現在アイラ島には、ブナハーブン、カリラ、アードベッグラガヴーリンラフロイグボウモアブルイックラディ、キルホーマンの8つの蒸留所がある。キルホーマン以外、すべて海辺に立っていることから、「潮の香り、海藻のような」といわれ、独特のスモーキーさ、ヨード香、ピート香が特徴。名だたるブレンデッドスコッチで、アイラモルトが入っていないウイスキーはないといっても過言ではない。

 

 

にしても、なんでこうもクセになるのでしょうかね、アイラモルト。一時期、カリラ12y→ラガヴーリン16y→アードベッグ ウーガダール、とキープボトルを梯子しました。「消毒液」だの「正露丸」だの、「くさい」を表す形容詞にはこと欠かないのがアイラ系。一癖も二癖もある、というところがマイフェバポイントなのですね。

 

付き合うほどに魅了される。そんな酒に、いや男に、いつかなりたいものです。