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ご訪問ありがとうございます。

ブログは下記に移転しております。

http://hirokism.jp

 

 

この、はてなブログ。短い期間でしたが、同じコミュニティのすてきな方々に励まされて始めることができたものであり、助走となったブログです。

 

大切に残しておこうと思いますが、せっかくなので、上記ブログも訪問してやってくださいませ〜。

 

本当にありがとうございます。

あけましておめでとうございます

2017年もよろしくお願いします。

 

12月30日にブログを下記に移転しました。

http://hirokism.jp

 

またお目にかかれたらうれしいです。

 

ウイスキー文化研究所のテイスティングセミナー④に参加しました。今回は6銘柄のブラインドです。ちゃんと当てましたよ

東京・広尾のウイスキー文化研究所で開催のセミナーに参加してきました。

 

ウイスキースクール第4回「土屋守、テイスティングの真髄を語る」

http://scotchclub.org/index.php/information/21055

 

シリーズ初となる全銘柄ブラインド。銘柄を隠して「何かあててみ」というやつです。が、今回は事前に銘柄が開示されました。6アイテムのスコッチが、A〜Fのどのグラスか、アロマとテイストで見分けるわけです。

テイスティングアイテムはこちら。

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・クラガンモア12y

・ダルウィニー15y

・グレンキンチー12y

・オーバン14y

・ラガブーリン16y

タリスカー10y

 

与えられた時間は30分。その中で香りと味、総合評価をノートにしたためなければなりません。しかも講師の土屋さんは、加水後はどうなのかまで聞いてきます。

土屋さんが解説を始めるまで銘柄はすべて書けたのですが、3銘柄が時間切れで詳述に至りませんでした。

 

f:id:hiroki1972:20161224023814j:image 

 

土屋さんは一問一答ではなく、何人かにアウトプット発表させ、全員に挙手で回答を聞きます。正解をなかなか明かさず、引っ張ってくれます。ワクワクしますね。

 

さて、結果は……?

4勝2敗でした。かなり自信があったので、ガクッとなりました。グランキンチーとオーバンが逆だったのです。アイラモルトのラガブーリン、潮の香りがするタリスカーはさすがにすぐ分かりました。

発見はクラガンモアが意外にライトボディで、ダルウィニーがデザートにうってつけの濃厚な甘さだったこと。悔しいのはキンチーを間違えてしまったこと。これ、今ボトルキープしてるお酒なのです。言い訳できません。

 

が、内心ちょっとガッツポーズなことが。実はぼくの席の真後ろにMHDモエヘネシーディアジオのアンバサダー、ボブさんことロバート・ストックウェルさんが着席されていまして。そのボブさんと銘柄回答が同じだったのです。ボブさん、「タリスカーを間違えないでよかったです」と流暢な日本語でジョークを飛ばすイケメンでした。

 

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今回4回目で、今のところ遅刻欠席なし。好きなものだと、こんなにも熱が入ります。土屋さんから「だいたい月イチ開催で、2年がかりになるだろう」と聞いたときは、そんなに長い道なのかと驚き(小躍りし)ましたが、もう極めたいという思いしかありません。来年も楽しみです。

 

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ハイランドモルトの蒸留所②ダルモア、グレンモーレンジ

 

【本日のポイント】ウイスキー検定公式テキスト第2章より

 

〇スコッチの主な蒸留所(ハイランド)

4.ダルモア

・1839年にアレクサンダー・マセソンが設立。1867
年にホワイト&マッカイ社のマッケンジー兄弟が入手。ホワイト&マッカイ社創業者とマッケンジー兄弟は友人同士で、その関係から同社に原酒を提供していた。
1960年代にダルモアとホワイト&マッカイ社は合併。2007年のUBグループによる買収を経て、現在はフィリピンのエンペラドール社がオーナー。

・ポットスチルは計8基。初留釜はランタンヘッド型にT字シェイプ。再留釜は首の部分がチューリップの花のように広がっているユニークな形。

・12年、15年、シガーモルトなどが定番商品。ボトルの雄鹿のエンブレムは、1263年に国王アレキサンダー3世が雄鹿に襲われそうになったとき、マッケンジー家の勇者が命を救ったというエピソードに由来する。

 

5.グレンモーレンジ

・1843年創業。首が長い煙突のようなユニークな形状のポットスチルが思わぬ結果を生み、素晴らしい風味を作り出した。スチルの首は全蒸留所で最長の5.14m。

・「樽のパイオニア」。シェリーやポート、マデイラなどのワイン樽に詰め替えて後熟を施す「ウッドフィニッシュ」を市場に投入した初の会社。バーボン樽にもこだわり、米ミズーリ種でホワイトオークの原木を買い付け、「デザイナーカスク」と呼ばれる独自の樽を調達している。ウッドフィニッシュは、「エクストラマチュアードシリーズ」として現在はシェリーとポートとソーテルヌの3種が出ている。

・ポットスチルは12基で生産能力は600万ℓ。仕込み水はターロギーの泉、ケルピーの泉という硬度190の硬水を使用している。

 

次回はハイランドモルトの3回目です。

ハイランドモルトの蒸溜所①バルブレア、クライヌリッシユ、ダルウィニー

今回からまたひとり勉強会です。銘柄を地区ごとにまとめつつ、個別にたどっていきます。

 

【本日のポイント】ウイスキー検定公式テキスト第2章より

〇スコッチの主な蒸溜所(ハイランド)

1.バルブレア(インバーハウス)
・バルブレアはゲール語で「平地の集落」の意味。1790年、ジョン・ロス創業。現存するハイランドの蒸溜所では3番目の古さ。
・かつてはバランタインの重要な原酒の一つで入手困難だったが、インバーハウス社がオーナーになってからは比較的身近に。仕込み水はピート色の強い軟水。
・映画『天使の分け前』の舞台となったことで一躍有名に。

2.クライヌリッシユ(ディアジオ
・クライヌリッシユはゲール語で「金色の湿地」の意。1819年、サザーランド公爵が余剰大麦と密造酒対策のため設立。
・現在クライヌリッシユとして出回っているのは1967年建設の新蒸溜所のもの。旧蒸溜所はブローラと改名されたが、1983年に生産を停止した。
・年間生産能力は約480万ℓで、その95%がブレンド用。ジョニーウォーカーなどの原酒になっている。

3.ダルウィニーディアジオ
・ダルウィニーゲール語で「集結場」の意。ローランドに家畜を売りに行く際、この地に集ったことが由来とか。
・1897年創業当時はストラススペイという名だったが、1905年にアメリカの会社が買収し、改名された。現在はディアジオ社の所有で、ブラック&ホワイト、ロイヤルハウスホールドなどのモルト原酒になっている。年間生産能力は約220万ℓで、うちシングルモルトになるのは5%に満たない。
・仕込み水のアルタナスルイー川の水はグランピアン山脈の雪解け水で、この軟水がダルウィニーの穏やかな味を生む。蒸溜所は気象感想の測候所にもなっている。

 

次回はハイランドモルトの2回目です。銘柄、しばらく延々と続きます。

イチローズ・モルトのリーフシリーズ。二つの蒸溜所の原酒を合わせたら、エッジーな味わいに。

前回に続き、レビューです。
昨晩は校了明けの一杯ということで、ささやかなショット飲み。 こちらです。

 

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【本日の酒】イチローズ・モルト リーフシリーズ ダブルディスティラリー

・香り…トップノートはフルーティ。メイプルの甘さと柑橘系のさわやかさが入り混じる。
・味…ウッディ。スパイシー。リンゴやナシのコンポート。後口ドライ。加水してボディはグッと軽くなり、甘さが立つ。
・総評…爆発する感じ。46%のアルコール度数から来ているからか。ストレートで飲むのが本来の野性味を感じられる。
・次に飲むのは?…タリスカー ストーム。スパイスな瞬発を感じた後、控えめな塩気で舌の引き締めを。


2000年に閉鎖した羽生蒸溜所の原酒を、ベンチャーウイスキーの肥土伊知郎さんが引き取り、2008年に操業開始した秩父蒸溜所の原酒と合わせたものだそうです。

羽生蒸溜所のものはシェリー樽で、秩父蒸溜所のものは日本のミズナラの樽を使っています(ラベルのリーフはミズナラです)。そのバッティング(ブレンド)ですから、個性が拡散し、味わうほどに多面的なコンテンツが顔を覗かせます。

一括りできない個性はシングルモルトの醍醐味ですが、イチローズ・モルトのそれは、控えめながらも尖った主張が感じられるものでした。

洋酒に合う食事②「タルトタタン」は穏やかなウイスキーと個性が溶け合った、うれしいマリアージュでした。

ウイスキー検定」公式テキストに伴走してもらいながらの更新が続きましたので、お食事ネタを。いま、自宅で飲んでいるのはこちら。

 

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【本日の酒】カードゥ12yo

・香り…洋ナシ、リンゴ、フルーツケーキ、メイプルシロップ。遅れてフローラル。

・味…ひたすら甘い。おがくずのような粉っぽさ。間にツンとウッディな味わい。加水して、よりたおやかな印象。ジョニーウォーカー赤、ジョニーウォーカー黒の個性がにじみ出てくる。

・総評…波風静か、控えめな個性。箸休め、あるいは食後の一息にいい穏やかさ。
・次に飲むのは?…粉っぽさの延長戦として、ナッティーでオイリーなマッカラン ファインオーク。

 

 

で、食事でなくて、フランスのお菓子を合わせてみました。エーグルドゥース(東京・目白)のタルトタタンです。で、これが結果スウィート×スウィートの組み合わせとなり、甘さに拍車がかかりました。といっても、もっとスモーキーなスコッチのほうが合うのかといえば、全然違います。むしろ、この甘甘な組み合わせがクセになりそう。お互いを邪魔しない甘さの掛け合わせになったのです。カードゥが、フルーツのほのかな香ばしさを醸し出しているのも勝因でしょうね。

 

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ウイスキー×チョコレートは、相性のいい組み合わせとして知られていますが、スコッチ×フランス菓子という異種コラボがマッチしたのは、意外なうれしさでした。甘ものとウイスキー、次は何をマッチングさせるか、思案中です。